飯地高原自然テント村では、キャンプを通して自然の中で過ごすことの楽しさを提案しています。
一昔前、人は森に入り燃料となる、薪をとり、季節ごとの山の恵みを受け、森を整備しながら共に暮らしていました。
年月が過ぎ、人が森に入らなくなっていき、だんだんと荒れ果ててきてしまいました。
私たちは、また森からの恩恵を受ける場所づくりのため、今回たくさんの方々の協力、応援により
テント村周辺の放置林と言われている場所を手入れし、
みっつのそれぞれ素晴らしい森が完成しました!
〜みっつの森〜
トゥトゥヌーイの森 〜ウッドデッキのある森の公園〜
放置された人工林を整備し、光と風の通る気持ちのいい空間になりました。
そこには3つのウッドデッキがあり、ただただ寝っ転がるだけで、まっすぐ空に伸びるスギやヒノキの針葉樹の力強さを見ることができます。
デッキを活かして、絵本の読み聞かせや、ヨガなどゆったりslowlyな時間をお過ごしください。
真森 〜湿地もある平地の森〜
2m先も見渡せないほど鬱蒼と草や蔓が伸びに伸び放題だった雑木林。
手道具(のこやなた)だけを使って切り拓きました。
倒れそうになっても地に根を張りしっかり生きてる木や、大きな巨石や様々な植物が生き生きと息づいていました。
森の中に一歩入るだけで、土の匂いが漂い、ひんやりとした空気が心を落ち着かせてくれます。
イージーフォレスト 〜傾斜にある里山の森〜
数十年前までは、薪を取ったり、山菜やきのこなどの山の恵みを取るために人が入っていたであろう形跡のある森で、人の生活と森との密接な関係があったことを教えてくれた森です。この森も、手道具だけを使い、不要な木は倒し、歩きにくくなっていた獣道はもう一度人が歩きやすいように、整地し、周回できる森になりました。
たくさんの巨石や面白い岩のある森の一番上には、アクティブ広場として、ブランコやハンモックなどが設置してあります。
ぜひ森のブランコに座って目を閉じてみてください。
森にはたくさんの命が宿り、すべては私たちの生活に繋がっていると考えています。
力強く生きる植物たちに触れ、田舎暮らしの知恵や自然の中での暮らしを知ってもらいたい、
一緒に学んでいける場所を作りたいと願っています。
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